*

チラコルは危険!?副作用や安全性はどうなの?

公開日: : 最終更新日:2017/05/01 飲み物

    

健康大国スウェーデンで開発され、ハリウッドスターも愛用していると評判のダイエット成分「チラコイド」

アメリカやスウェーデンで大ヒットを博しているという商品が日本に上陸してから二年あまり。

つい最近ではミス・ユニバース・ジャパンの公認スーパーフードとして認定されたり、肥満外来のダイエットプログラムにも採用されるなど大きな話題となっています。

しかしながら、こういった馴染みの浅い成分を耳にすると、どうしても不安に感じてしまうこともあるかと思います。

実際のところ、原材料や製法は信頼がおけるのか?
副作用がでて危険ではないのか?

ということで、チラコイドを日本展開している商品「チラコル」の安全性の部分を徹底的に調査してみました。

チラコルでアレルギーや副作用がでてしまうのが心配…

チラコル安全性1
(出典:チラコル公式サイト)

販売元に問合せした結論から先にお伝えしてしまうと、チラコルは健康食品ですので、病院で処方される薬のように予期せぬ副作用などが生じる恐れはないとのことです。

チラコルの有効成分「チラコイド」はほうれん草の葉緑体が主原料のため、天然素材に由来するという点は安心ができそうですね。

また、チラコイドはほうれん草から抽出されるということで、「ほうれん草ダイエット」と紹介しているサイトをたまに見受けますが、人間の消化機能では葉緑体からチラコイドを吸収・分解することができないため、ほうれん草をどれだけ大量に摂取してもチラコイドを摂ったことにはならないようです。

チラコイドを体内にとり込む方法はサプリメントでの摂取のみということは注意しておきたいポイントです。

しかしながら、チラコイドの成分にダイエットの有効性が認められているようですが、その成分の働きやチラコルに含まれる原材料により、いくつか注意が必要な場合があるようです。

気になる食材や成分をチェックしてみました

チラコイド

チラコル安全性2
(出典:APPETHYL)

チラコイドは、青葉の葉緑体や藍藻の中で膜に結合した区画のことで、光合成の光化学反応が起こる場所として知られています。

2014年にシャロッテ・アーランソン-アルバートソン教授(スウェーデン:ルンド大学)の研究により「ほうれん草から抽出したチラコイドに食欲を抑える効果がある」ことが発見されました。

その後、スウェーデンやアメリカを中心に食欲抑制を目的としたダイエット補助食品の商品化が進み、今では欧米と中心にダイエットサプリメントとして有名となりました。

チラコイドを摂取することで、食事に含まれる脂質をチラコイドが包み込み胃の中での脂質の消化が阻害されます。

胃で消化されなかった脂質は腸で分解されますが、チラコイドの膜に包まれているため、脂質のみの摂取に比べ、消化・吸収に時間がかかることとなり、レプチンやコレシストキニンといった満腹感に繋がるホルモンの分泌量が増え、通常よりも長く満腹感が続きます。

また、チラコイドを摂取することにより食事に含まれる糖質の消化・吸収も通常よりも時間がかかるため、血糖値の上昇が穏やかになり余分な脂肪細胞の生成を抑制する効果があります。

個人差はありますが、チラコイドによる食欲抑制効果は約6時間程度ということで体質や食事のタイミング、生活習慣のリズムに合わせて摂取する時間を調整するとより効果が期待できるようです。

例えば、朝食前に摂れば昼までの空腹感を抑えることができ、午後の間食を抑えたい場合は昼食時に、夕食の食べ過ぎを抑えたいのであれば間食の時間帯に、夜食を控えたい場合は夕食時に摂るといった工夫が有効のようです。

注意点としては、体質や摂取量によって腸内の働きや負担が多くなることからお腹が緩くなったり、インスリン治療などを行っている糖尿病患者の血糖コントロールに変化が生じる場合があるようです。

ドロマイト

ドロマイトの主な成分は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムの複合体で、日本人が特に不足しがちなミネラルであるカルシウムを補うサプリメントの原材料としてよく利用されています。

しかしながら、製造工程において鉛、ヒ素、水銀等の重金属を含む可能性を示唆しているデータもあるため、妊娠中や授乳中のかた、または成分の影響を受けやすい幼児への使用については専門医に相談をされてからご判断することをオススメします。

「重金属を含む可能性がある」と聞くと、危ないイメージも持ってしまいがちですが、そういった可能性の話であれば、市場に出回っている肉類や魚介類、野菜や果物も同様のことが言えますので、あくまでもこういった情報があるということを認識したうえで、摂取するかどうかの判断をしていくことが重要といえるかと思います。

キサンタンガム

チラコル安全性3
(出典:Wikipedia)

キサンタンガムは温水冷水を問わず溶けやすく、熱や酸にも安定していることから増粘剤としてさまざまな食材や化粧品に幅広く用いられています。

食品では滑らかな食感を出したり、粘度を増して分離を防ぐ、中身の品質を安定させるといった作用があり、ドレッシングやソース、ゼリーなどに多く用いられ、化粧品では保湿性を高めたり液体の粘度を上げることから乳液や化粧水に多く使用されます。

原料はとうもろこしなどのデンプンを自然の土壌に生息するキサントモナスという微生物が培養させた多糖類で、毒性はほぼなく推奨される摂取量を間違えなければ安全性は高いといえる添加物です。

気を付けなければならない点としては、製造工程において精製しきれなかったとうもろこしのデンプンを十分に除去することは困難のため、原料のとうもろこしにアレルギーをお持ちのかたはアレルギー反応が生じる可能性があります。

とうもろこしアレルギーは食物アレルギーの中でも症例の少ない部類ではありますが、キサンタンガムをはじめとうもろこしを原料とした添加物や成分を用いた食品は数多く出回っていますので、特にアレルギーの有無がはっきりでない乳幼児は注意が必要です。

内容成分

※チラコル公式HPより引用
ほうれん草抽出物、ブドウ糖、ドロマイト、海洋深層水加工品、植物発酵エキス末、増粘剤(キサンタンガム)、酸味料、V.C、環状オリゴ糖、V.E、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B(原材料の一部に大豆、バナナ、やまいも、リンゴを含む)
(出典:チラコル公式サイト)

チラコルを飲むのを控えたほうがよいとされる人

控えたほうがよいかた

・原材料にアレルギーに該当するものがあるかた

医師にご相談したほうがよいかた

・食物アレルギーをお持ちのかた(キサンタンガムの原料トウモロコシを含む)
・薬を服用しているかた
・妊娠中もしくは授乳中のかた
・小さなお子様へご使用を検討されているかた
・インスリン投与など糖尿病治療を受けているかた

実際に販売元(フリーダイヤル:0120-313-765)に問い合わせてみました。

チラコイド安全性4
(出典:Photo AC)

チラコルの効果やアレルギーや副作用の危険性、返品対応など、販売元の株式会社チラコイドに問い合わせてみました。

Q. 原材料の成分による副作用はないのでしょうか?

A. チラコルは健康食品ですので、薬のような副作用が生じることはございません。

スウェーデンやアメリカといった海外でも安全性が認められている商品です。

Q. 原材料の中にいくつかアレルギーがある場合は、飲まないほうが良いのでしょうか?

A. 原材料の中にアレルギーに該当するものがある場合はご使用をお控えいただくようお伝えしております。

ご心配な場合は、かかりつけのお医者様にご相談いただくことをオススメいたします。

Q. これまで、チラコルを飲んで副作用やアレルギー反応が出たという事例はありますか?

A. まれに下痢やお腹が緩くなるなどのご報告をいただいております。

Q. 子供や幼児でも飲んで大丈夫でしょうか?

A.基本的には問題ございませんが、成分の働きによるところもありますのでダイエット目的ではあまりオススメはしておりません。

栄養バランスを整えるなどといった健康目的であれば3歳程度より飲み方や分量を調整してお飲みいただくとよいかと思います。

Q. 妊娠中や授乳中のかたでも飲んで大丈夫でしょうか?

A. 基本的には問題ございません。

体質や状況などによるところもありますので、ご使用の前に一度お医者様に相談いただくのをオススメしております。

Q. 薬と併用しても問題ないでしょうか?

A. 処方されている薬の成分や体質、体調などにより一概にお伝えできかねますので、かかりつけの医療機関にお尋ねいただくとよいかと思います。

Q. 原材料に記載のある香料は具体的にどのようなものでしょうか?また、原材料の他に記載されていない添加物はないのですか?

A. アップル味の香料を使用しております。

原材料の開示義務がございますので、記載のない添加物がございません。

Q. 原材料の原産国はどこでしょうか?

A.主原料となる、ほうれん草は時期などさまざまな状況に応じて中国、エジプト、ハンガリー、アメリカのいずれかより仕入れを行いアメリカで加工をいたします。

日本で流通している商品につきましては日本で製造を行っております。

Q. チラコルはいつごろから販売されているのですか?

A.日本での販売は2015年4月から行っております。

スウェーデンでは2014年4月から、アメリカでは同年10月より販売を開始しており、海外でも安全性も認められております。

Q. 体質に合わなかった場合、返品は受け付けていただけるでしょうか?

A.開封済みの商品につきましては返品対応が出来かねますのでご了承ください。

詳細につきましてはサポートデスク(0120-313-765)までお問合せください。

まとめ

チラコル安全性5
(出典:チラコル公式サイト)

北欧の長寿大国として知られ、国民の健康意識もとびぬけて高いスウェーデンにおいて10年もの間研究されてきた「チラコイド」は天然由来の食材(ほうれん草)を原料としながら、通常の食事では摂取できない成分のため、ダイエット業界においても今後さらなる効果が注目されています。

原料由来によるアレルギー反応などには注意が必要ではありますが、葉物野菜に多く含まれ代謝機能を促すビタミンB群も補えるチラコルは、日頃から野菜不足になりがちな現代社会においても有効なサプリメントといえるかと思います。

関連記事

解約方法2

ぷりぷりプリンセスの定期購入の解約・休止・返品方法を徹底解説!

体に溜まった不要なものがゴッソリ出て毎朝快適だと話題のボディーメイクサポートサプリメント「ぷりぷりプ

記事を読む

コンブチャクレンズとミネラルコンブチャパウダー比較

コンブチャクレンズが絶賛される秘密は原材料や栄養素にあり!?

高いデトックス効果があると全米で大ブームになっている健康飲料「KOMBUCHA」 1970年代

記事を読む

トリンドル玲奈が痩せたダイエット方法6

本当に痩せる!ドリンクランキングベスト8

飲むだけで痩せる!飲むだけでダイエット! 今やドラッグストアや通販ではあらゆるダイエットドリン

記事を読む

低脂肪牛乳ダイエット方法3

低脂肪牛乳ダイエットは太るは間違い!?効果と方法を徹底解説!

みなさん、「低脂肪牛乳」ってどんなイメージがありますか? 「いくら低脂肪をいってもしょせんは牛

記事を読む

コンブチャクレンズとすっきりフルーツ青汁の違いを比較

アメリカ西海岸やハワイで火がつき、海外セレブも愛用しているコンブチャ。 中でも「コンブチャクレ

記事を読む

マイブレイクレッドスムージー愛用中の芸能人・モデルまとめ

楽しい夏休みまでに、めざせマイナス5kg! 可愛い水着やリゾートでのスリムなドレス姿を思い浮か

記事を読む

レモネードダイエット9

レモネードはダイエット効果的!失敗しないリバウンドゼロのやり方を徹底解説!

ハリウッドセレブたちに人気の『レモネードダイエット』。 人気があるのは分かるけど、本当に効果が

記事を読む

生酵素レッドスムージーの評価・評判・口コミを徹底解説

「近頃身体の代謝が落ちてきた」 「ダイエットをしてもすぐに挫折してしまう」 「ダイエットでお肌や

記事を読む

コンブチャマナが絶賛される秘密は原材料や栄養素にあった!

手軽に美味しく菌活ができると話題の「コンブチャマナ」 海外セレブにも大人気のダイエットドリンク

記事を読む

コンブチャクレンズミネラルコンブチャパウダー比較1

コンブチャクレンズとミネラルコンブチャパウダーの違いを徹底比較!

アメリカ西海岸やハワイで火がつき、一大ブームを巻き起こしている「コンブチャ」。 酵素ドリンクの

記事を読む

PAGE TOP ↑