コンブチャマナは危険!?副作用や安全性はどうなの?
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最終更新日:2017/12/25
飲み物
ミランダ・カーをはじめ多くのセレブが愛用していることで話題の「コンブチャ」、日本では1970年代はじめ頃から「紅茶キノコ」として流行をしていました。
その紅茶キノコがアメリカで話題となり、今や様々なスーパーフードを配合して進化を遂げたのが現代の「KONBUCHA」ブーム。
その中でも「生きた酵素」や「高純度の酵母」「スーパーフード」を配合しており、海外セレブやモデルにも愛用者の多いと話題の「コンブチャマナ」について調べてみました。
コンブチャの宣伝のなかで、よく用いられるフレーズが「菌活」という言葉。
身体に良い菌を取り入れダイエット効果や健康増進を図るというものですが、「菌」と聞くとあまり良いイメージを持たれないかたもいらっしゃるかと思います。
コンブチャマナを飲むことによって身体に危険な影響は生じないのか?
副作用はでないのか?
安全性は大丈夫か?
など誰しも不安に思う点を深堀りしていきたいと思います。
コンブチャマナでアレルギーや副作用がでてしまうのが心配…
コンブチャ(=紅茶キノコ)と聞いて、不安に感じるかたもおられるのではないでしょうか。
以前、日本で紅茶キノコが流行した際に食中毒になった事例が多く報告され、ブームが廃れてしまった経緯があったことをご記憶のかたもいらっしゃるかと思います。
ただ、結論からいってしまうと、昔紅茶キノコによる食中毒がでた原因は自家製で菌を培養する際に雑菌が入り込んでしまったことによるもので、製造工程の品質を徹底管理しているコンブチャマナはその点安心がおけるようです。
それでは、コンブチャマナの主要な原材料や成分はどうでしょうか?
気になる食材や成分をチェックしてみました
酵素
「酵素ダイエット」が流行してから、サプリメントや健康食品でもよく酵素という言葉を目にするようになりました。
酵素は、人間の代謝機能に深くかかわってくるため、十分に体内にとり込むことによって体脂肪を貯めにくく燃やしやすい状態に変える、新陳代謝を促しアンチエイジング効果を高めるなどといったメリットがあります。
ただ、やみくもに摂り過ぎてしまうと下痢や胃痛などの症状が起こる可能性もありますので、推奨される量や飲み方にしっかりと目を通しておくことが大事です。
酵母
コンブチャは発酵段階の際に人間の機能改善に役立つ酵母菌が多く繁殖しますが、コンブチャマナには主にトルラ酵母と黒酵母の二種類が用いられているようです。
トルラ酵母は肝臓の薬としても知られています。
トルラ酵母菌による酵母エキスにはグルタチオンという成分が豊富に含まれており、活性酸素を取り除く働きをしたりアルコール分解などの解毒作用に働いたりします。
また、黒酵母は高い浄化作用や抗酸化作用があるとされ、免疫力増強やアトピー性皮膚炎にも効果が期待されています。
コンブチャは製造過程において多くの善玉菌が含まれるのに加え、酵母にも人間が摂取した食べ物の消化吸収を助ける働きがあることから腸内環境の改善にも効果を発揮し、新陳代謝向上により脂肪燃焼効果も高まります。
体質や摂る酵母の種類によってはお腹が緩くなるなどの症状がでる場合があるので、その際は回数や分量を調整していくとよいかと思います。
マキベリー
マキベリーはチリ南部のパタゴニア地方に自生しているマキというホルトノキ科の植物の果実で、人工栽培はされておらず、また完熟するのは一年のうちで1~3月までと大変短いため希少価値の大変高いことで知られています。
ちなみに、同じくポリフェノールの高いフルーツとして知られているブルーベリーはツツジ科、アサイーはヤシ科の植物ですので、マキベリーとは違う種類の植物となります。
日本ではまだ認知度もさほど高くはありませんが、アメリカでは「ネクストアサイー」と呼ばれるほど注目を集めており、ポリフェノールをはじめとした栄養価が大変高いことから「スーパーフルーツの王様」「最も高い抗酸化作用をもつフルーツ」などの異名をもっています。
現地では古くから抗炎症薬や解熱剤、下痢止めなどの用途で親しまれているようです。
アキベリーの主な栄養成分はアントシアニンを主としたポリフェノール、ビタミンA、ビタミンC、鉄、カリウム、必須脂肪酸、食物繊維で、特にアントシアニンの中でも抗酸化力の強いデルフィニジンの含有量が高いことからアンチエイジング、美肌効果、抗炎症作用、糖尿病予防、抗がん作用などへの効果が期待されています。
マキベリーによるアレルギー反応や過剰摂取による身体への影響などは、調べた限りでは明確な報告はないようですが、高いポリフェノール含有量や血糖値を下げる作用もあることから、ポリフェノールに過敏に反応してしまうかたや、インスリンなどの糖尿病治療を受けられているかたは低血糖症に注意が必要かと思われます。
ホルトノキ科の果実というのはこれまで日本人が口にする機会のなかった種類ですので、食物アレルギーをお持ちのかたは一度かかりつけのお医者様へご相談いただいたほうが良いかもしれません。
カムカム
カムカムはペルーのアマゾン川流域の熱帯雨林が原産のフトモモ科の植物で、「ビタミンCの含有量が世界一のスーパーフルーツ」として、近年日本でも注目を集めています。
ビタミンCの含有量はカムカム果汁100gあたり約3,000mgで、レモンの約60倍、アセロラの約2倍という計算になります。
加えてポリフェノールの含有量も赤ワインの7倍(カムカム果汁100gあたり約1,400mg)あり高い抗酸化作用にも期待できるフルーツです。
カムカムの健康効果としては、風邪など感染症の予防・改善、日常のストレスへの耐性強化、美肌・美白効果、コレステロール値の低下、疲労回復効果などがあげられます。
利尿薬を服用しているかたは、ビタミンCと利尿薬の相互作用により、腎臓結石や尿路結石のリスクが高まります。
ビタミンC以外にも薬の成分によっては望ましくない相互作用が生じる可能性もありますので、薬を服用しているかたは、あらかじめかかりつけのお医者様にご相談いただくとよいかと思います。
アサイー
アサイーはブラジル原産のヤシ科の植物で、その豊富な栄養素は古くからアマゾンの先住民が生き抜いていくための貴重な栄養源として親しまれてきました。
見た目はブルーベリーとよく似ていますが、マキベリーの項目でもお伝えしたとおりアサイーはヤシ科、ブルーベリーはツツジ科の植物です。
アサイー果実100gに含まれるポリフェノールは約4.5g(ココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍)のほか、鉄はレバーの約3倍、食物繊維やカルシウムも豊富に含んでおり、抗酸化作用による美肌効果や老化防止、アントシアニンによる眼精疲労の回復や鉄やマグネシウムによる冷え性改善や貧血予防にも効果があります。
注意点としては体質や摂取量にもよりますが、豊富なポリフェノールや食物繊維によりお腹がゆるくなってしまう場合があるようです。
また、アサイーにはバナナの2.8倍といわれるカリウムも含まれますので、腎疾患でカリウムの摂取量を制限されているかたは、医師に確認をおとりいただいたほうが良いようです。
コンブチャマナの原材料
オリゴ糖、ブルーベリー果汁末(ブルーベリー果汁、デキストリン)、水溶性食物繊維、有機アガベシロップ、リンゴ酢末、イソマルトオリゴ糖粉あめ、ガラクトオリゴ糖、植物発酵エキス(キウイフルーツ、オレンジ、リンゴ、バナナ、大豆、ゴマ、カシューナッツを含む)、カムカム果汁パウダー、ココナッツミルクパウダー(乳を含む)、香辛料、アサイー果汁末、L-シトルリン、ショウガ抽出物末、酵母エキス、ルイボス茶抽出エキス末、黒酵母抽出物、ローズヒップエキス、ハイビスカスエキス、ケフィア末(乳を含む)、植物性乳酸菌殺菌末、マキベリー果汁パウダー、穀物麹(白米、大麦、玄米、赤米、粟、ヒエ、キビ、タカキビ、黒米)、穀物麹(大麦、あわ、ひえ、きび、タカキビ、紫黒米、米粉)、青パパイヤエキス粉末、キウイフルーツ粉末、フルーツ果汁混合エキス末(デキストリン、ブルーベリー果汁、ブラックカーラント果汁、レッドラズベリー果汁、アロニア果汁、リンゴンベリー果汁、アサイー果汁末)、混合ハーブエキス(グアバ、ホーリーバジル、セスバニア、レモン皮、アムラ、ベニノキ種子)/クエン酸、ブドウ果皮色素、甘味料(ステビア)、カゼインナトリウム(乳を含む)
コンブチャマナを飲むのを控えたほうがよいとされる人
控えたほうがよいかた
・原材料にアレルギーに該当するものがあるかた
・妊娠中もしくは授乳中のかた(販売元より推奨)
・小さなお子様(販売元より推奨)
医師にご相談したほうがよいかた
・薬を服用しているかた(特に利尿薬を服用されている場合)
・腎障害によりカリウム摂取を制限されているかた
・糖尿病治療でインスリン投与などを受けられているかた
コンブチャマナの販売元に問い合わせてみました。
コンブチャマナの効果やアレルギーや副作用の危険性、返品対応など、販売元のNatural-Healthcare(ナチュラルヘルスケア)に問い合わせてみました。
Q1. 原材料の成分による副作用はないのでしょうか?
A. あくまで、健康食品の1つですので問題ないかとは思いますが、副作用につきましては、成分との兼ね合いとなりますので、ご心配な方は、成分等確認いただき、ご利用をお控えください。
健康食品となっておりますので、安心してお召し上がりいただけると思います。
Q2. 原材料の中にいくつかアレルギーがある場合は、飲まないほうが良いのでしょうか?
A.少しでも、アレルギー要因があるのであれば、服用を御遠慮ください。
Q3. これまで、コンブチャマナを飲んで副作用やアレルギー反応が出たという事例はありますか?
A.商品開発側、工場側では把握している事例はございません。
Q4. 子供や幼児でも飲んで大丈夫でしょうか?
A.ご利用はお控えください。
Q5. 妊娠中や授乳中のかたでも飲んで大丈夫でしょうか?
A.ご利用はお控えください。
Q6. 薬と併用しても問題ないでしょうか?
A.問題ありませんが、適度な服用をお願いいたします。
また、ご心配な場合はかかりつけ医師にご相談をお願いいたします。
Q7. 原材料の他に記載されていない添加物はないのですか?
A.全成分表示義務がありますので、記載以外の添加物はございません。
Q8. 体質に合わなかった場合、返品は受け付けていただけるでしょうか?
A.ご商品が未使用、未開封の商品のみしかお受けできません。
ご使用いただいた商品は返品不可でございます。
まとめ
コンブチャマナの原材料や成分を調べて特に感じることが、ビタミンCやポリフェノールなど抗酸化作用が極めて高く老化防止や肌荒れの改善などといった美容効果に大きく期待がもてるという点です。
また、酵素や酵母、乳酸菌などの作用で腸内環境が改善されることで、代謝機能も上がり余分な脂肪も燃焼されやすくなることが考えられます。
原材料によるアレルギーや特定の薬の服用、疾患などによりオススメできない場合もありますが、美容効果を追い求めるかたにはオススメといえるかと思います。
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